不動産投資のお話 -「不動産投資に資格はいらない」
金澤幸緒です。
不動産投資には資格は必要ありませんが、持っておけば必ず役に立つものもいくつかあります。
とは言え、資格取得にはかなりの時間を要しますし、何か他の仕事などをしながら勉強して取得をめざすとなるとかなりの難易度のものが多くあります。
不動産投資に関しては、勉強して資格の取得をめざすのでは得策ではないと考えます。理由はとにかく「不動産投資に資格はいらない」からです。
不動産投資だけに関して言えば、たとえば不動産関連資格の中で最難関といわれる不動産鑑定士の資格を取る努力だけをするよりも、不動産投資のセミナーに参加してみるとか、関連書籍を読むとか、そういったことをする方が格段に建設的といえます。
ただ、資格を取るための「勉強」は、不動産投資の知識を深めることができるため、個人的に強くお勧めします。
不動産投資が、株式など他の投資方法と決定的に違うのは、「どれだけ知識があるかが勝負を決める」と言っても過言ではない点です。
株式投資がある程度未来予測センスに依るところが多い投資方法なのに対し、不動産投資でものを言うのは圧倒的に「知識」です。
別の言い方をすると、深く広い不動産の知識で、大きな失敗は回避できるのです。
「不動産投資を成功させたくて勉強していたら、いつの間にか不動産関連の資格が取れるまでになっていた」
これが、不動産投資の理想形のひとつといえるのではないでしょうか。
金澤幸緒
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チャリティーのお話 -Pay it Forward
金澤幸緒です。
今から20年ほど前に、映画「ペイ・フォワード 可能の王国」という映画が日本で公開され、このとき「ペイ・フォワード(Pay it Forward)」という言葉を知りました。
直訳すると「先に支払う」となりますが、自分以外の誰かのために良いことをする、という意味だと捉えています。
この映画の冒頭、ケビン・スペイシーが演じる中学校教師が、生徒たちにこんな課題を出します。
「Think of an idea to change our world-and put it into Action.(私たちの世界を変え、それを実行に移すアイデアを考えよう。)」
それを聞いたある生徒が、人から善意を受けたあと、その善意をくれた人とは別の3人に良い行いをするという「ペイ・フォワード」を思いつき、紆余曲折がありながらも少しずつ「善意の連鎖」が広がっていく・・・という物語です。
実は、この映画は公開当初、大ヒットを記録したというわけではなかったのだそうです。
ケビン・スペイシーやハーレイ・ジョエル・オスメントなどの人気役者とすばらしい原作、脚本を揃えたにもかかわらず、興行収入は16億円とふるいませんでした。
しかしこの映画が今、ふたたび注目されているといいます。
2020年初頭から日本でも拡大を続けている新型コロナウイルス感染症は現在も世界中に大きな混乱を与え、日本でも各地で自粛が要請されている中、「こんな時だからこそ、他者を思いやる気持ちを」と「ペイ・フォワード」の考え方が広まっているというのです。
会社を経営したり商売をしている人は、売り上げの一部を日々コロナと戦っている医療団体に寄付する。政府はコロナの影響を受けている事業者を支援するサイトを立ち上げる。仕事のある人はコロナ禍で仕事をなくした人や経済的に困窮している人へ募金をする。
方法はさまざまですが、こんなに厳しい状況の中でも「リターン(見返り)」を求めず助け合う人々の心の温かさを知り、胸が熱くなりました。私にも何かできることを、と、個人的に支援を続けています。
仲間や家族、あるいは見ず知らずの誰かから受けた恩を、他の誰かに送る。
そんな「恩送り」の精神が少しずつ広がって、やがて世界をつなぐことになったとしたら、このコロナ禍で不安な状況も悪いことばかりではないのかもしれない。
「ペイ・フォワード」は、そんなことを考えさせてくれました。
金澤幸緒
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名言のお話 -アイルトン・セナ
『自分が出来ると心から信じることができれば必ずやれる。』
――アイルトン・セナ
世界の偉人や著名人たちの名言、格言の中には、経営者の自分にとって重要な「気づき」を得られるものが多くあり、折に触れて彼らの言葉を読み返し、生きていく上でのヒントをもらっています。
今回ご紹介するのは、レーサーのアイルトン・セナの言葉です。
アイルトン・セナは、日本では「音速の貴公子」という異名でも有名で、F1世界選手権で3度ワールド・チャンピオンに輝きました。
裕福な家庭に生まれ、天性の運動能力とドライビングのセンスでF1ファンからの熱烈な支持を得たセナ。そんな「Genius(天才)」とも称されるセナですが、勝つためには努力を惜しまなかったと聞きます。
「本当の努力は、もうだめだと思った瞬間から始まる」との言葉も遺しており、目標に向かってひたむきに努力を重ねるセナのストイックな一面が垣間見えます。
今から27年前の5月1日、セナはサンマリノGP決勝レース中の事故により、34歳の若さで亡くなりました。
生きていれば61歳。「できる」と確固たる意志をもって物事に取り組み、気高く生きていくすばらしさを、セナが遺した名言から教わったような気がします。
金澤幸緒
チャリティーのお話 -私が活動を始めるようになったきっかけ
金澤幸緒です。
かなり昔のことになりますが、アフリカなどの発展途上国の子どもたちが、触れるのもためらうような濁って汚れた水を飲んでいる様子をテレビで見ました。
幼い子どもたちは免疫力も低く、そういった不衛生なものを口にすることで病気にかかったり、最悪の場合命を落としたりすることも少なくないと知り、大変なショックを受けたことを覚えています。
幸い、私は好きな時に好きなだけ清潔な水が飲める日本で生活ができていて、食べるものにも困らず生きられている。それだけでなく仲間や仕事にも恵まれ、充実した毎日を送ることができている。
自分の置かれた環境に感謝しつつ、遠い国に住む人々のために何かできることはないか。そう思ったことが、チャリティー活動を始めるようになったきっかけです。
現在は、数ある中から特に活動理念や内容に共感した団体に「継続寄付(毎月決まった額を送金する)という形で支援をしています。
私も幼い頃、いろいろな方々に助けていただきました。
その方々がいなければ、今日の私は存在しません。
今の自分にとって、できる限り最大限の支援を続けていくことによって「守るものが増えた」という感覚が生まれました。仕事や遊びなどへの取り組み方も、より「当事者意識」をもって臨むようになり、良い方向へと変わってきたように思っています。
金澤幸緒
ワインのお話
金澤幸雄です。
2020年から世界中を混乱の渦に陥れているコロナ禍で、私も皆さま同様、外出自粛による「おうち時間」が増えました。
自宅のワインセラーにストックしてあるお気に入りのワインは、仕事が終わった時や休みの日などにひっそりと楽しんでいます。少しでも早くこのコロナ禍が去って、仲間と飲みかわせる世の中が戻ってきてほしいものです。
ワインといえば、コロナウイルスの感染対策として、ワインのポリフェノールが有効である、と、最近何かの記事で読んだ気がします。
コロナウイルスに含まれる酵素の活動を、ポリフェノールが邪魔をするそうなんです。
そもそも、いつ飲むのが良いのか?どれくらい飲めば良いのか?など、記事には書かれていないことも多く、ちょっと眉唾物だな、と思いながら読んだことを覚えています。
やみくもにワインをがぶ飲みするよりも、ストレスをためず、楽しみながら飲むことが免疫力アップにつながり、一番の感染対策になるのではないでしょうか。
何事もほどほど、適量が大切ということですよね。
金澤幸雄