チャリティーのお話 - 大谷翔平選手
金澤幸雄です。
メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手の活躍が、コロナ禍やオリンピック問題などで鬱々としてしまっている日本を沸かせていますね。
先日行われたオールスターゲームにも投手とバッターの「二刀流」で出場し、初回1イニングを三者凡退に抑えて勝利投手になるなど、すばらしい成績を残しました。
この前夜に行われたのが、ホームランダービーです。
優勝賞金が100万ドル(1億1000万円)と莫大なことでも知られているこの大会ですが、これまで33本塁打を記録しメジャー最多となっていた大谷選手は、日本人選手として初出場ながらも優勝候補として期待を集めていました。結果は初戦敗退でしたが、それでも獲得賞金は15万ドル(1650万円)と高額でした。
大谷選手は、この賞金を「感謝のしるし」として、トレーナー、クラブハウスの従業員など30名ほどの球団スタッフにそのまま寄付したそうです。
単純計算で、ひとり約55万円。
しかも、関係者筋によると、大谷選手は「結果がどうなろうと、大会前から獲得賞金の寄付を決めていた」とのことです。
では、もし、大谷選手が優勝していたら…??
と誰もが考えてしまうのは、ある意味仕方のないことかもしれません(笑)。
とにもかくにも、素敵なエピソードに、心が温まる思いです。
UnsplashのJose Francisco Moralesが撮影した写真